2025/12/03
股関節痛で代表的なものは「寛骨臼蓋形成不全」です。
いわゆる変形性股関節症です。
ですので、ドクターから何かしら診断名をつけられているかどうか、当院でもお伺い致します。
仮に診断がついているとなれば、
・CE角 ・Sharp角 ・最小関節裂隙
※これらの許容角度と裂隙が徒手療法で介入していけるかどうかの判断材料になります。
・CE角正常値: 25°以上
※20°以下は臼蓋形成不全と診断されます。
・Sharp角:正常値は33〜38°
※40°以上にて臼蓋形成不全と診断されます。
そして特に重要なのが最小関節裂隙です!
正常値:1m〜2m 異常値:0,5m以下
※0,5m以下だと構造的な破綻がありますので、
OPの対象になるかと思われます。
以上の点を踏まえるとまず股関節痛が半年以上続いている場合は、まず病院、整形外科にてMRI画像を撮って頂くことが先決です。
そして画像初見にて上記に示したような異常値があるかどうかを確認して頂く事が大事になってきます。
逆に正常値であるにも関わらず痛みが慢性化しているのであれば、是非とも当院にご相談されてみて下さい。
それではまた書きます!